農業用水水族館

コトー

2009年07月17日 13:51





 最近、夏期講習への体力づくりを兼ねて、散歩しています。
 途中に、幅2mにも満たない農業用水があるのですが、ここに巨大な鯉が
生息しています。写真は、水草の葉の長さが2センチ程度ですから、体長
40センチくらいでしょうか。今まで見かけた中で最大級は、体長60センチ
余り、胴回り50センチ以上もありそうな巨鯉でした。いったい何歳くらいに
なるのでしょうかね。鯉こくや鯉のあらいにしても、誰も手を出さないようなシ
ロモノですが、堂々たるその容姿、悠々たるその泳ぎ。どこかの金満家や
政治家の池で泳ぐ、一匹ン~万円の錦鯉よりも、存在そのものに圧倒され
畏敬の念さえ覚えます。
 またこの用水には、亀や雷魚(カムルチー)も生息しています。こちらも現
認したもので最大のものは、亀:甲長25センチ、全長30センチ以上、雷魚
にいたっては、体長80センチ余りの奴に遭遇しました。これには驚きました。
とぐろを巻くようにからだを折り曲げて悠々と浮かんでいましたが、半分ほど
水面上に出ていた頭部は、老齢のためか脱色したように白っぽく、私の拳よ
り大きそうに見えました。こんな巨大になるものか、と思い、帰って調べると、
  カムルチイ:タイワンドジョウ科の淡水産硬骨魚。体長30~85センチ
    (以上、広辞苑より)
とあったので、体側の迷彩模様からしても間違いないと確信しました。
えっ、二日酔いで浮かんでいたビニール袋でも見て間違えたんだろうって?
ま、私もこんな話をされたら、にわかには信じがたいと思いますが、決して
決して。本当に本当なんです・・・でも、アイツにはあれ以来お目見えして
いません。
 それにしても、『マーフィーの法則』ってのは、こちらも本当に本当ですね。
最近、外出するときはできるだけデジカメを持参するようにしているのですが、
忘れたときに限って大物に出会ったりします。
 でも、きっとそのうち激写して発表したいと思います。

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