もう年も明けて、節分を迎えようかというのに、ようやく新年一発目の農業用水水族館です。この寒さではどうせ澄んだ水と沈泥くらいしかないだろうと行ってみたところ、思わぬ生き物を発見。

何なんでしょうかね?明らかに鯉ではありません。鯉君はこんな寒い日、もっと深い泥の中で冬眠中でしょう。最初に鱗を見たときはボラかと思いましたが、頭の大きさが明らかに違います。ボラよりは全長に対して頭部の割合がずっと小さく、体形も川魚のようにずっとスリムです。魚名がわかる方がいらっしゃいましたら、お教え下さい。

つがいなのでしょうか、橋のたもとから上の方へ向かってユラユラとつかず離れず泳いでいきました。さすがに寒さのせいか元気がなく、背びれの端が病気のように白くて弱っていた感じでした。
寒風に吹かれたまま橋げたにもたれて、見えなるなるまで見送ってしまいました。何か寂しいようなうらやましいような、そんな二匹の魚でした。